チーズの種類詳細

■ ナチュラルチーズ

フレッシュチーズ

クリームチーズ

クリームチーズは非熟成タイプの白くて、柔らかくきめ細かいチーズです。
チーズの中ではタンパク質が少なく、乳酸菌由来の酸味と乳脂肪の豊かな味わいで、なめらかな舌ざわりが特徴です。
クリームチーズはチーズケーキの材料として使われることが多いですが、そのままパンに塗って食べたり、サラダのトッピングや様々な料理に使われることも多い人気のチーズです。

 

形   : バターのように四角く個包装されたタイプが多い

味わい : パンやベーグル、クラッカーなどにフルーツやジャムと一緒に食べるのがおすすめ。ドライフルーツやナッツ、スパイスなどと混ぜたものは手軽なデザートになります。室温に戻すと滑らかな舌触りに。

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産地  : 世界最古のチーズと言われ、原産地は不明。世界各地で作られています。

 

マスカルポーネ

マスカルポーネチーズはクリームチーズの1種で、日本ではティラミスの材料として有名になりました。チーズケーキなどのお菓子の材料としての人気が高いです。
滑らかなペースト状であることも特徴の1つであり、爽やかな風味が魅力のチーズです。

 

形   : バターやクリームのようなペースト状

味わい : 乳脂肪分が約8割ほど含まれているため、その味覚はとても甘くまるで「天然の砂糖」。その上、塩分や酸味は控えめでお菓子作りには最適。固めにホイップした生クリームのような濃厚な食感が特徴。

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産地  :  イタリア・ロンバルディア地方の特産品でしたが、現在ではイタリア全土で生産されています

 

カッテージチーズ

カッテージチーズとは非熟成チーズの代表格であり、軟質チーズの中でもフレッシュチーズに分類されるチーズです。
カッテージチーズは適度な弾力とクセのない風味が魅力であり、家庭でも簡単に作れます。淡白でわずかな酸味が特徴のチーズです。

 

形   :  水分を多くふくみもろく崩れやすい形状。

味わい :  チーズ独特の臭みなど、クセがほとんどなく、わずかな酸味のみの、あっさりとしたさわやかな風味。

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産地  :  オランダが原産地とされますが、発祥はイギリスの農家とも言われています。

 

モッツアレラチーズ

モッツァレラチーズとは、イタリア産チーズの1種で、軟質チーズに含まれるフレッシュチーズの中でも、熟成を行わないチーズであり、独特な弾力と癖のない味わいが特徴です。モッツァレッラと呼ばれることもあります。
また、モッツァレラチーズの由来は「引きちぎる」という言葉であり、モッツァレラチーズの製造過程で引きちぎって成形することから名づけられました。

 

形   :  白く丸いかたまりで、見た目はお餅のような形。

味わい :  そのまま食べると軽い歯ごたえと弾力を感じ、熟成させていないフレッシュタイプなので、軽くてクセのないフレッシュなやさしいミルクの甘みの味わいが特徴です。新鮮なものほどおいしいので、購入したら早めに食べましょう。
また、モッツァレラは熱を加えると非常によく伸びるので、ピザやグラタンにも手軽に使えます。

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産地  : 原産はイタリア南西部のカンパニア州。本来は濃厚な水牛乳だけで作られていましたが、現在は牛乳で作るものが多く、世界中で作られています。
ナポリ名物のピッツァ・マルゲリータには欠かせないチーズ。

 

白カビチーズ

カマンベールチーズ

トロリとした口当たりと、深いコクが魅力のチーズ「カマンベールチーズ」。
軟質チーズの表面に白カビを生やして熟成させたチーズであり、小型で中が柔らかいのが特徴です
カマンベールチーズは「チーズの女王」とも称されており、コクとうまみが特徴で、熟成が進むほど内部がトロリと柔らかくなります。

 

形   : 円盤状

味わい :  クセが少なく、上品でクリーミーな味わいで、老若男女を問わず高い人気を誇るチーズです。

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産地  : オランダが原産地とされますが、発祥はイギリスの農家とも言われています。

 

ブリーチーズ

ルイ16世など歴代の王に愛され、19世紀に行われたウィーン会議でのチーズ評議会では1位を獲得した、まさに「チーズの王様」
また、ブリーはカマンベールの元になったチーズとしても知られています。
外側から内側に向かって熟成が進み、カットすると黄色くツヤがかった断面から中身が溶け出すような柔らかさとなる。

形   : 円盤状

味わい :  白カビ独特のクセは控えめで、しかも濃厚な味わいのブリーはフランス人のみならず世界中で愛されている定番チーズ

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産地  :  フランスのブリー地方。1000年以上前から作られている長い歴史を持つチーズ。

 

ブルーチーズ(青カビ)

ゴルゴンゾーラチーズ

世界三大ブルーチーズの中で最も日本で親しまれているのがゴルゴンゾーラ。
辛味が強いゴルゴンゾーラ・ピッカンテと、甘みのあるゴルゴンゾーラ・ドルチェに分けることができ、
一般的にはゴルゴンゾーラ=ゴルゴンゾーラ・ドルチェであることが多いです。

 

形   : ブロック状

味わい : 数あるチーズの中でも特に風味が強烈であり、濃厚な味わいと強い塩味が特徴となっています。

   : 内側に青カビを熟成させるため大理石のような断面

産地  : 発祥の地とされるミラノ近郊の村「ゴルゴンゾーラ」が名前の由来です。現在は製造されておらず、ロンバルディア州やピエモンテ州周辺の地域が主なゴルゴンゾーラの生産地となっています。

 

ロックフォール

ロックフォールは、代表的な青カビチーズのひとつでフランス最古のチーズとしても知られています。
イタリアの「ゴルゴンゾーラ」、イギリスの「スティルトン」と並んで「世界三大ブルーチーズ」のひとつに挙げられていますが、
その中でも「青カビチーズの王様」とたたえられています。また、この三大ブルーチーズの中で唯一、羊乳が原料に使われているのも特徴のひとつです。

 

形   : 円筒状

味わい :  青カビのピリッとした強い刺激と、羊乳特有のなめらかでクリーミーなコクがあります。塩分の量が多いため、かなり強い塩味です。

   :  白地に青緑色のマーブル模様

産地  :  フランス南部アヴェロン県の小さな村「ロックフォール村」がロックフォールの原産地。

 

スティルトン

スティルトンは世界三大ブルーチーズの一つとして、フランスのロックフォール、イタリアのゴルゴンゾーラと並ぶチーズで、ブルーチーズらしい青カビの描くマーブル模様が美しいチーズです。
ブルーチーズの中では水分が少なめでシャープな味わいです。
塩味が効いていて、青カビタイプのチーズ特有の強い匂いと、刺激とコクのある濃厚な味わいを持ち合わせています。

 

形   : 円筒状

味わい :  8週間~9週間、熟成させたことにより舌触りがより滑らかになり、アオカビの臭いやピリッとした辛みもしっかりと感じられます。ミルクの甘みやコクも同じように感じられるので非常にバランスの良いチーズです。

   :  スティルトンはゴルゴンゾーラやロックフォールと違い、青カビが中心から網目状にひろがっています

産地  :  イギリス ノッティンガムシャー、ダービーシャー、レスターシャー

 

ウォッシュチーズ

独特な風味とマイルドな味わいが特徴のウォッシュチーズですが、その中にも種類が多くそれぞれのチーズに特徴があります。

エポワス

ウォッシュチーズの代表格がエポワスです。フランス・ブルゴーニュ地方のエポワス村で作られたことが名前の由来となっており、誰もが知るナポレオンも地酒と一緒に楽しんでいた歴史を持ちます。
外皮はしっとりとしていますが匂いは強烈です。しかし中はスプーンで食べられるほどやわらかくまろやかなのが特徴となっています。

形   : 円盤状

味わい :  強烈なにおいを放つ表皮とは対照的に中身はミルクの優しい甘さと濃厚なコクが合わさったすばらしい味わい!

   :  オレンジ色の表皮に内部はとろりとしたミルク色

産地  :  フランスはブルゴーニュ地方のエポワス村

 

シェーブルチーズ

「シェーブル」というのはフランス語で「山羊」のこと。文字通り、山羊の乳で作られたチーズで、牛乳から作るチーズより歴史は古いと言われています。

ヴァランセ

ヴァランセは、独特な四角すいというユニークな形をしています。この形には逸話が残されていて、
元々のヴァランセはピラミッドの形をしていたものが、エジプト遠征に失敗したナポレオンの怒りを買って切り落とされたのだとも言われています。
表皮には灰をまぶしてあるため黒く、切ったときの白い断面との対比が美しいチーズです。
この灰がまぶしてあるのは山羊のミルクのチーズ独特の酸味をやわらげたり、濃厚な味わいを加えるカビを定着させるためです。

 

形   :  独特な四角すい

味わい :  全面がカビに覆われたときが一番の食べ頃。コクのある濃厚な味わいが楽しめます。

産地  :  フランスの中央にあるロワール川流域のヴァランセ村

 

ゴーダチーズ

オランダ発祥のチーズであり、世界で最もポピュラーなチーズのひとつ。
ゴーダチーズは「日本人の味覚に最も合うチーズ」と称されており、日本でも非常に高い人気を誇っています。

形   : 円盤状

味わい :  クリーミーでさっぱりとした味わいが特徴ですが、熟成が進むと旨みや香りが増してコクが深くなります。

   :  表面は赤や黄色のワックスでコーティングされており、中は乳白色

産地  :  オランダのゴーダ地方発祥

 

ハードチーズ

製造工程において、加熱して強く圧力をかけることによって水分を38%以下にしたのがハードチーズです。
セミハードチーズよりも硬く、熟成期間が長いタイプのチーズで、濃厚な味わいが特徴となっています。

チェダーチーズ

誰でも一度は聞いたことのある知名度と人気を誇るチェダー。一般的なチーズとして幅広く使用されており、
イギリスを代表するチーズのひとつです。プロセスチーズの原料として使用されることが多く馴染み深いチーズです。
牛乳、乳酸菌、レンネット(凝乳酵素)がおもな原料です。

 

形   :  伝統的な「チェダーチーズ」は直径35~38cm、高さ35cm、重量20~25kgの円筒状
現在は一部の酪農家などで作られているものを除いてほとんどが四角形に成形されています

味わい :  独特の酸味がありますが癖のない風味で、そのままカットしてサンドイッチやサラダに用いられるほか、
加熱すると溶けることからピザのトッピングやグラタン、オムレツなどの料理に使用されることも多いです。

   :  鮮やかなオレンジ色に着色された「レッド・チェダー」と、着色されていない「ホワイト・チェダー」があります。

産地  :  イギリスのチェダー地方が発祥